3月 12 2016

基板Cadアンケート

ふと思い立って、基板Cadアンケートを作ってみました。

業務用とプライベートを分けていますので、どしどし投票してください。

追加して欲しいCadがあったら、コメント欄からリクエストをお願いします。

今、仕事でお使いの基板CADは?
(3つまで選択可)

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今、プライベートでお使いの基板Cadは?
(3つまで選択可)

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4月 27 2015

超快適!KiCadの設定方法 2

前回の記事では、KiCadのシステムテンプレートの概略を確認しました。これを踏まえて、参考用として幾つかテンプレートファイルを作成しました。お使いのリビジョンにあうものをダウンロードしてください。

BZR4022 両面基板テンプレート L/S=0.2mm
BZR4022 両面基板テンプレート L/S=0.15mm
BZR4022 4層基板テンプレート L/S=0.15mm
R56xx 両面基板テンプレート L/S=0.15mm

ファイルを置く場所は、

  • Windowsでは マイドキュメントフォルダ以下の /kicad/templates
  • UNIXでは ~/kicad/templates/
  • Macでは ~/Documents/kicad/templates/

ですので、ここに解凍します。あとはKiCadを起動して、メニューより「ファイル」→「新規」→「テンプレートから新規作成」と進み、作成したいファイル名を入力するとテンプレートの選択ダイアログが表示されます。「ユーザテンプレート」タブにて、テンプレートを選択し、設定内容を反映したファイルを作成できます。

アイコン(metaディレクトリに置いたicon.png)を選択すると、それに対応したinfo.htmlが表示されています。各テンプレート内のinfo.htmlには、設定可能な項目のダイアログ画面を貼っていますので、これを参考にオリジナルのテンプレートを作成してみてください。

4月 27 2015

超快適!KiCadの設定方法 1

KiCadで何枚も基板を設計していると、基板の設計仕様や基板メーカーの製造基準、自分のオペレート方法に合わせて、毎回設定を更新するのはとても面倒です。

今までは、設定のみを済ませたブランクのファイルを用意し、都度コピーしていました。文字の大きさや表示レイヤ、DRCやネットクラスの他に、ライブラリのパスも設定でるので、毎回設定画面でライブラリの追加や削除をする面倒な作業から解放されますが、細かい設定がどうなっていたのか、ファイルを開いて毎回確認するのも面倒です。

KiCadには「テンプレートファイル」からプロジェクトを作成する便利な方法がありますので、これを活用します。

「システムテンプレート」と「ユーザーテンプレート」

テンプレートにはデフォルトでインストールされている「システムテンプレート」とユーザーが自由に設定できる「ユーザーテンプレート」があります。特に構造に違いはありません。システムテンプレートはインストールfディレクトリ内の

  • /share/template/

に配置されています。テンプレートとして最低限必要なものは

  • テンプレート化したいファイル一式、プロジェクトファイル(.pro)、回路図ファイル(.sch)、基板ファイル(.kicad_pcb) など
  • テンプレート用のアイコンファイル(.png、64×64)
  • 説明用の info.html ファイル (UTF-8)

になります。必要に応じ、ライブラリやモジュールファイル、ネットリストなども含めて読み込むことが出来ます。

system-template1

system-template2

ディレクトリ名と各テンプレートのファイル名を同一にして配置、metaディレクトリの中にテンプレートファイルの概要を記述したHTMLファイル “info.html”、テンプレを読み出す時に必要なアイコン “icon.png” が配置されています。この2つのファイル名は決め打ちです。必要に応じ、”info.html”内で使用する画像ファイルなどを追加することも可能です。

ユーザーテンプレート

KiCadのユーザーテンプレートファイルは予め所定のフォルダに置く必要があります。

  • Windowsでは マイドキュメントフォルダ以下の /kicad/templates
  • UNIXでは ~/kicad/templates/
  • Macでは ~/Documents/kicad/templates/

このフォルダ配下に、システムテンプレートと同様に各テンプレートファイル一式を置きます。マニュアルによると、環境変数として KICAD_PTEMPLATES が定義されている場合には、そちらも認識できるようです。

次回は作成したテンプレートファイルを公開し、中身と使用方法を追っていきます。

2月 19 2014

KiCad 講習会 懇親会 開催のお知らせ

ご要望の多かったkicad.jpとしての KiCad講習会と懇親会をいよいよ 2/23(日) に開催する運びとなりました!!

発表翌日には定員20名の枠が埋まってしまい、現在補欠枠にもご登録頂いている為、会場枠を更に広げられないか調整中ですので、まだまだ参加できる可能性はあります。会場枠については分かり次第、下記URLにて発表いたします。

詳しくは、KiCad講習会と懇親会開催のお知らせ をご覧下さい。

8月 10 2013

KiCad Windows Builder

久しぶりのKiCadネタです。 KiCad本家サイトでは今年に入り安定版のアップデートを頻繁にしています。2013年のバージョンは7/7のBZR4022版でようやく落ち着くのかなという印象です。

が、Testing版ではどういう機能があるのか、或いは安定版が出る前にGUIと翻訳データのミスマッチが起きていないか確認したいことがあります。 GUIと翻訳データのミスマッチは、ソースコードを拾ってきてPoeditというソフトを使えば確認と修正が出来ますが、実際の機能、挙動はソースをビルドしてみるしかありません。 ノンプログラマの私は指をくわえてみていることしか出来ませんでしたが、強い味方?が現れました。

KiCad Windows Builder

KiCad同様にLaunchpad.netで公開されています。これをダウンロード後展開、同梱されているバッチを実行すると、ソースコードを引っ張ってくるバージョン管理ソフトBazaarやwxWidgets、MinGwなどビルドに必要な環境を丸ごとダウンロードして環境構築から最新のKiCad(Testing版)ソースコードの取得、ビルドまで行ってくれるという優れもの、というフレコミです。早速試してみます。

  1.  上記urlからKiCad-winbuilderの最新版をダウンロードし、任意のフォルダに解凍します。「フォルダ名にスペースを含まないこと」ということですので、Cドライブ直下に解凍しました。
  2. (一応)解凍したファイル群の中のsetenv.batをテキストエディタで開き、47行目付近の “John Doe <john.doe@example.com>” を自分の名前とメールアドレスに変更しておきます。
  3. make.batを実行します。

実行結果は図の通りです。

kicad-winbuilder

環境構築とLaunchpadからのKiCadソース取得は出来ましたが、数時間待ってもビルド完了せず、”NOT built successfully”と失敗に終わりました。あちこち設定の修正が必要かもしれません。

 

このあたり、情報をお持ちの方は是非KiCad.jpまでご連絡ください。

(2013-10-26 追記)

上記について、セキュリティソフトをカスペルスキーからウィルスバスターに変更することで、特に環境を変えることなく無事にビルドが完了し、KiCadも立ち上がっています。

4月 22 2013

CERN、OSSの統合型プリント基板設計CAD「KiCad」の開発サポートを表明

既にあちこちに書かれていますが、CERN(欧州原子核研究機構)がKiCadの開発サポートを表明しています。

(※項目の日本語訳はKiCad.jpにあります)

CERNによるKiCad開発ロードマップでは、押し退け配線やDRC機能強化、ライブラリブラウザやUIの改善、STEPやIGES(3D-CAD用の中間データフォーマット)サポート、回路図上でのネット属性のサポートなど、非常に多くの改善が予定されています。

個人的には回路図側でのネット属性のサポートとSTEP、IGESのサポートに注目しています。回路図側で各々の信号にパターン幅やクリアランス(パターンの間隔)、作動信号や特性インピーダンスの属性を予め与えておけば、基板設計の際に回路図との往復が減り、より基板設計に集中できます。また3D-CADの中間データをサポートすれば、3D-CADから基板外形、板厚、大物部品の位置指定、配置禁止、配線禁止領域などのデータをやり取りして、現物作成前にケースとの干渉やリード線の引き回しなどを検討できます。

円弧、ティアドロップ、パッドのコーナーのR付けなど、まだまだサポートして欲しい機能はありますが、個人でちょっとした基板を設計、実装するには十分ではないでしょうか。日本語化も忙しくなりそうです。

4月 01 2013

トランジスタ技術誌にKiCadによるプリント基板設計の特集が記載されます

ちょっと宣伝になりますが、CQ出版社「トランジスタ技術」誌2013年5月号(4/10発売)に、KiCadを使った基板設計特集記事が記載されます。

USB-DACを題材にしたチュートリアルや基板設計事例、オートルータ(自動配線機能)による配線や、このサイトでも記載しているKiCadとLTSpiceの連携、基板設計のTipsなど密度の濃い内容になっています。

添付CD-RomにはKiCad日本語版、設計事例データ、KiCadのSpice用コンポーネント(回路シンボル)などが収録予定です。またKiCadではなくEagleをお使いの方向けには、部品ライブラリが収録されるとの情報が届いています。

その他にも、プリント基板CAD「Quadcept」の機能限定無料版なども収録されるとの事です。

プリント基板CADと基板設計の基礎を知りたい、また紙面でのまとまった情報が欲しい方は、是非お手に取って頂ければ幸いです。

2月 15 2013

プリント基板CADと3D-CADの連携(2)

前回、IDFデータでKiCadと3DCADを連携できたら良いなと書いたばかりですが、今回はもっと簡単な方法の紹介です。

同じくオープンソースのソフトウェアで「FreeCAD」という3DCADソフトがあります。これはソリッドモデルを扱える本格的なCADのようで(3DCADは私の専門外)、こちらも密かに動向をウォッチしていました。

久々に本家サイトを見に行くとバージョンが0.12から0.13に上がっているじゃないですか!!

早速ダウンロードして試してみると・・・「イイ!」前バージョンよりもGUI関係が簡素化されたのか、見た目がスッキリしています。

freecad_top

freecad_parts_design_example

試しにKiCadで設計した基板をVRML形式でエクスポートして、FreeCADで作成した簡単なケースデータを合成して、ビューを回転させて見ました。

 

オープンソースのコラボでコレだけできるって凄いですね。作成方法も追々紹介します。

 

12月 27 2012

プリント基板CADと3D-CADの連携(1)

KiCadは予め3Dの部品ライブラリを作っておくことで、VRML形式(.wrl)の3Dデータを出力できます。VRMLはもともとWeb上で手軽に確認するために開発されたフォーマットのようで、所謂3D-CADのソリッドデータのように複雑な情報は持っていないのですが(単位系の指定も無かったように思います)、ブラウザとプラグインがあれば見ることが出来るので、ちょっとした確認には便利です。

ただ、VRMLフォーマット自体があまり使用されなくなっていたり、上述の理由のため直接3D-CADで確認、干渉チェックするという用途には向きませんが、IDF形式のデータを作成できれば、多くの3D-CADと簡単に連携できる可能性があります。

IDF形式のデータとは、プリント基板CADと3D-CADのやり取りをするための中間フォーマットで、自由に使用することが出来ます。基板外形、板厚、部品座標、部品高さ、禁止領域などを設定できるTXT形式のデータです。

IDFデータは、プリント基板と同様に部品をライブラリファイルとして管理できるので、IDF用のライブラリファイルを作成(或いは抽出)できれば、あとは基板外形、板厚、部品座標、部品の搭載面などの情報を組み合わせて作成することが出来ます。

IDFデータは、SolidWorks、Pro-engineerの2つではやり取りをした事があります。その他の3D-CADについては不明ですが、コンバータさえあればIDFからIGESなどへ変換をかけることも可能と思います。

3D-Cadとプリント基板CADの連携が個人レベルで可能になれば、もっとモノづくりの可能性が広がりますね。

 

 

 

 

 

12月 26 2012

自宅でプリント基板リフロー(1)

プリント基板に実装する部品で、リードが無く、直接基板上において半田付けするものを、表面実装部品(SMD:サーフェイス マウント デバイス)と言います。

コンパクトで高密度化が可能、リードが無いのでリードのインダクタンスの影響が無いなど沢山のメリットがありますが、なにぶん小さいので、部品定数が読みづらく、またリードタイプの部品に比べて定格電力が小さい、など注意点もあります。

個人的にはリードを曲げて基板に挿す手間が要らないので、挿入部品より半田付けしやすいと感じますが、それでも数が多いと中々大変です。

そんなときに、役に立ちそうなものを見つけました。

リフロー制御基板

現在その効果を試すべく、クリーム半田など諸々手配中ですので、こちらも追々結果をまとめていきます。

 

 

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